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「標的型攻撃メール訓練サービス」の導入を検討されたのは、いつ頃、どんなきっかけからでしょうか?
2021年冬にEmotet(エモテット)が再び活動を始め、国内企業でも感染したところがあるとの報道を耳にし、当社でも起こりうる事案だと感じていましたが、
2022年春ごろにまわりの企業でも攻撃メールの話が出できましたので、メール訓練サービス導入の検討を開始しました。
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他社にも同様のサービスがありますが、当社を選ばれた理由を教えてください。
メール訓練サービスは多くの企業が提供していますが、サービス内容を確認したところ、メール文面がある程度決められており、文面は変更できないこと、
訓練パターンが決められており、変更することができないことがわかりました。
定期的に訓練を実施したいと考えていましたので、文面をほぼ決めているものや、添付ファイル型かリンク型かのどちらかしか選べないのでは、いずれ訓練になれてしまい、意味がなくなるだろうと考えていました。
柔軟に対応可能なメール訓練サービスを探していたところ、百十四システムサービスさんの標的型攻撃メール訓練サービスのご紹介をいただきました。
訓練内容については、文面も一から作成することができ、添付ファイルにするか、リンクにするかなどいろいろな形に内容をカスタマイズして実施することが可能ということで、当社が希望している内容と一致しましたので、
百十四システムサービスさんのサービスを採用することにしました。
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訓練実施された後の、ご感想はいかがでしょうか?
訓練内容について一から作成することができ、修正や訓練期間等についても柔軟に対応していただけましたので、満足した訓練内容となりました。
一回目の結果を見てから、二回目の訓練内容を検討することができましたので、内容も見直すことができました。二回目の訓練では標的型攻撃メールだと感じないよう時間をかけ検討し、実施することができました。
これもカスタマイズして行うことができたからだと感じています。
一回目、二回目の訓練を受けて、それぞれ百十四システムサービスさんからの社内教育も実施していただけましたので、意識向上に役だったと考えています。
メール訓練と社内教育の後では、メールの確認について今まで以上に注意するようになったと感じています。
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標的型メール訓練サービスを実施したことにより、改善・向上されたことを教えてください。
実施した二回の訓練で、それぞれ内容の違う訓練を実施し、期間も空けてから行いましたので、いつでも標的型攻撃メールは届く可能性があり、様々なパターンがあるということが認識できたかと思います。
メール訓練を受けて実施しました社内教育後にはリンクを貼ったメールを送信しても、本当に大丈夫かという問い合わせもあり、今回実施しました訓練により、意識しているのだなと感じることができました。
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最後に当社へのご要望等ございましたら教えてください。
標的型攻撃メール訓練サービスでは、打合せを何度も細かい内容までヒアリングを行っていただき、当社の希望に沿う形で実施していただけました。状況の変化への対応や情報収集をしていただき、当社の要望に耳を傾け、担当部門が一丸となって要望に応えようとする姿勢が印象的でした。
今後も既存のサービスでは難しい、顧客の要望に沿えるようなサービスを提供していただければと思います。